« ルイジアナ・ブルースのいろいろ(9) | トップページ | ルイジアナ・ブルースのいろいろ(11) »

2017年7月 2日 (日)

ルイジアナ・ブルースのいろいろ(10)

今度はもう少し録音の多い人を.

Raful Neal, It's Been So Long b/w You Don't Love Me No More, Whit 6904.

Whit6904 少し録音が多い,と書いたけれども,1950年代,60年代のレイフル・ニールは,ぱらぱらとシングル盤を作ったくらいのもので,マイナーな方のアーティストだったと言えるだろう.1980年代後半以降になるとアルバムを出して,一気に録音が増えたけれども.

レーベルのWhitはJewel/Ronnの一部門だから,この2曲は権利を持っている会社が内外でリイシューしていると思う.今,CDでどうなっているか知らないのだが,LP時代に日本国ではP-VineがIt's Been So Longを出していた(Harp And Blues, PLP725).そのLPが出たのは1983年,もう四半世紀近くも昔のことになってしまった.

ぴーっという高い音のハーモニカで始まるIt's Been So Longだが,ジョー・リチャーズのDreaming Dreamingとかギター・ゲイブルのHello Operatorとか,その手のものにカテゴライズされる曲.ルイジアナの歌手らしい曲ではある.このレイフル・ニールの作品は,比較的テンポを速くして,しゃきっとした仕上がりになっている.しみじみした哀愁よりは,活きの良さが勝っているようだ.

反対側のYou Don't Love Me No Moreは,がらっと雰囲気が変わり,ファンク・ブルース.アレンジャーは,同じレーベルでレコードを出していたボビー・パウエルだ.楽曲,ホーン・アレンジ,ハーモニカ・ソロ,とソツがなく,合格点はとれそうな感じ.何か,もう一つ不足しているとしたら,ヴォーカルにそれなりの味があるものの,少々あっさりしすぎで,熱さ不足のように思わないでもないことか.そういう個性なのかもしれないけれどね.

The Blues Discograpy 1943-1970は,1970年,ルイジアナ州バトンルージュで録音されたもの,としている.

|

« ルイジアナ・ブルースのいろいろ(9) | トップページ | ルイジアナ・ブルースのいろいろ(11) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/103105/65485514

この記事へのトラックバック一覧です: ルイジアナ・ブルースのいろいろ(10):

« ルイジアナ・ブルースのいろいろ(9) | トップページ | ルイジアナ・ブルースのいろいろ(11) »