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2017年7月 9日 (日)

ルイジアナ・ブルースのいろいろ(11)

ジョー・リチャーズらと共に「ブルース ─ その源流のさすらい人(London(J) GXF2001)」のLPで覚えたのがドリフティング・チャールズことチャールズ・タイラーだった.

Drifting Charles, Drifting Clouds b/w Evil Hearted Woman, Lanor 515.

Lanor515 そのLPの中でも,チャールズ・タイラーのDrifting Cloudsというのは好きで,繰り返し聞いたものだった.その後,1982年というから35年も昔の話だが,Louisiana R'nB from Lanor, Red Pepper RP702,というLPが出て,彼の曲を4曲聞けるようになった.

今聞き直してもDrifting Cloudsは優れたサザン・ダウンホーム・ブルースだと思う.ゆったりと,レイドバックしたスロー・ブルースで,タイラーの歌は,ちょっとした節回しに味があって,聞き飽きない.タイラー自身によるギターがまた良い.まあ,自分でギターを弾く人が聞けば上手いとは思わないかもしれない.しかし,伝えたいことを伝える,という点では,見事な演奏だ.

Evil Hearted Womanは軽快なルイジアナ・ロッキン・ブルース.これはRed PepperのLPにも源流のさすらい人のLPにも入っていなかった.ありがちな曲かもしれないが,間奏の短いギター・ソロなど,悪くは無い.

1963年5月,ルイジアナ州クロウリーで録音されたとのことで,本人の歌,ギターの他,アル・フォアマンのギター,ルーファス・シボドーがベース,オースティン・ブルサードがドラム,というメンバー.チャールズ・タイラーはLanorレーベルで4枚シングル盤を出した後,流れる雲のようにどこかへ消えていった.

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