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2017年5月21日 (日)

ルイジアナ・ブルースのいろいろ(4)

前回のレコードと同じく,これもジェイ・ミラーのレーベルから出たものだけれど,時代はあれより少し古い.

Mr. Calhoun, Hello Friends, Hello Pal b/w On The Sunny Side Of Love, Zynn 508.

Zynn508 ミスター・カルフーンといったり,ポルカ・ドット・スリムといったり,ヴィンス・モンローといったりもする,この方の本名はモンロー・ヴィンセント.色々な名前で少しずつレコードを出しているけれど,単独のアルバムは無さそうだから,そう有名でもないだろう.そうではあるけれど,質の高い作品を残した人だった.

このレコードの2曲,最初に聞いたのはGonna Head For Home, Flyright LP-517というLPでのことだった.もっとも,そのLPに入っているのはシングル盤とは別テイクだった.

Hello Friends, Hello Palはミディアム・テンポのブルース.ごくダウンホームな伴奏に,よく通る美声が心地よく,とても良い出来.この声の質が抜群なので,大ヒット曲みたいなのは無くても,ミスター・カルフーンことヴィンス・モンローは忘れられない歌手ということになる.

一方,On The Sunny Side Of Loveはメロディアスな,バラッドっぽいブルース曲.ケティ・ウェブスターも同じ曲を録音していた.この曲でも,朗々と,安定感ある歌を聞かせ,良い感じに和める.適度に力の抜けたハーモニカにも味がある.

The Blues Discography 1943-1970によると,録音は1959年.メンバーは,歌とハーモニカがヴィンス・モンロー,ギターがギター・ゲイブル,ドラムがクラレンス・エティーン,ということで,ほぼギター・ゲイブルのバンドによる伴奏といえそうだ.

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