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2017年5月14日 (日)

ルイジアナ・ブルースのいろいろ(3)

ザディコという音楽をあまり聞かないので,その方面で知らない傑作も色々あろうけれど,ザディコ・ブルースの良作として,これを推したい.

Bobby Price with Fernest and the Thunders, Mean, Mean Woman b/w It's All Right, Blues Unlimited 2006.

Bluesunlimited2006 1976年のレコードで,レーベルは有名プロデューサーのジェイ・ミラーのもの.伴奏のファーネスト・アンド・ザ・サンダーズというのは,アコーディオン奏者のファーネスト・アーセノーのバンド,というよりアーセノーのバンドの専属歌手がボビー・プライス,という関係だったそうだ.ファーネスト・アーセノーは何枚かアルバムを作り,ヨーロッパ・ツアーなどもしたから,ザディコの方では人気者だったと言える.ボビー・プライスの方はこのレコードの後,独立して自分のバンドを持ったが,あまり上手くいかなかったようだ.

Mean, Mean Womanは,モダン・ザディコ・ブルース,といえば,まあ当たらずとも遠からず.落ち着きあるスムースなスロー・ブルースで,次第に熱を帯びるヴォーカルがなかなかのもの.これを聞く限りボビー・プライスという人は優秀な歌い手だったように思える.ホーンが入りそうな曲調で,アコーディオンとラブボードがサポートするのがローカルな味わい.

ファーネスト・アーセノーのBlues Unlimitedへの録音はFernest and the Thunders, Blues Unlimited LP-5005というLPにまとめられている.そのLPにMean, Mean Womanも入っている.ただし,シングル盤のものとは別テイクだ.いや,そのLPを持ってはいないのだけれど,ネット上の某所に上がっているのを聞いたら間奏とか,その後の歌詞とか,あちこち違っていた.別テイクでも悪くはないから,LPの方がお買い得感はあるかも.

It's All Rightは軽快なR&B.なんとなくボビー・ブランドのThat's The Way Love Isなんてのを思い出した.普通ならホーンが担当しそうなところがアコーディオンで奏でられる.こちらもLPに入っている.

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