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2017年3月19日 (日)

ハーモニカ一代

3月16日,ハーモニカ奏者で歌手のジェイムズ・コットンが亡くなったそうだ.81歳だった.故人を偲ぼう,と思ったが,彼のシングル盤で持っている2枚(これこれ)のことは既に書いてしまった.代わりに何かコットンが伴奏者として活躍している盤を,ということで.

Muddy Waters, Take The Bitter With The Sweet b/w She's Into Something, Chess 1733.

Chess1733 スロー・ブルースのTake The Bitter With The Sweetだが,この重量感は,さすがにマディ・ウォーターズのChess録音らしいレベルの高いもの.ばしっ,ばしっと杭を打ち込むようなフランシス・クレイのドラムも印象的だし,どのパートも良いのだが,ジェイムズ・コットンのハーモニカ,パット・ヘアのギターが音楽に与える緊迫感は相当なもの.それらをバックにマディが吠える.以前は,この1950年代後半のマディの歌い方を大仰なように思ったこともあったけれど,今では,これはこれで良いのじゃないか,と思っている.

Take The Bitter With The Sweetの作者はセントルイス・ジミーことジェイムズ・オーデンとなっている.セントルイス・ジミー自身は,どうやら録音していないようだ.

She's Into Somethingはラテンっぽいリズムを使った曲.重いスロー・ブルースの裏面にはこういうのが必要だろう.間奏ではジェイムズ・コットンの元気なソロを聞ける.

2曲とも1959年6月の録音.ジェイムズ・コットンはこのとき23歳,あと一月で24歳という若さだった.

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