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2017年2月 5日 (日)

LPばかりでもなくて(3)

ジム・オニールのRooster BluesはLPだけでなく,33回転7インチ盤やら45回転シングル盤やら出していた.このレーベルのものでは前にアブ・ロックとかリトル・ジョニー・ジョーンズのレコードのことを書いたことがある.このアーネスト・レインのものもシングル盤だけで出たもの.

Ernest Lane, Doggin' No More b/w Little Girl, Rooster Blues 50.

Rooster50 アーネスト・レインは歌手でピアニスト.自己名義の録音は1952年,1961年,1963年にそれぞれ2曲ずつ,その後,しばらく間が空いて,このRooster盤は1984年の録音.その後,2004年とか2008年にCDをだしているそうだ.伴奏者としては色々な録音に付き合っているらしく,ロバート・ナイトホークのAristcrat/Chess録音,ジョージ・スミスのSotoplay録音などはThe Blues Discographyで確認できる.

Doggin' No Moreは,レーベルにはロスコー・ゴードンのNo More Doggin'を改作したと記されている.それで,聞いてみると,意外にも,ファンク・ブルースだ.こりゃ,No More Doggin'との共通点は歌の文句ぐらいだな.ファンク・ブルースの「傑作」というほどの魅力は感じないが,一応ちゃんと作られていて,格好良いとはいえる.

Little Girlはレーンが1952年にLittle Girl, Little Girlという題名で録音したものと同じなのか,どうか,分からない.これは,昔,1930年代にリー・ブラウンがヒットさせ.たまにはカバーされるLittle Girl Little Girlなのかと思ったら,違う歌のようだ.でも,なんか,下敷きにしている感じはしないこともない.落ち着いたスロー・ブルースで,ラフな声,ワイルドな歌いっぷりとは言えるが,力みすぎとも思える.本人のピアノ,間奏のサックス・ソロは良い感じ.

The Blues Discography 1971-2000の記述によると,このセッションで,他にも未発表の録音があるらしい.それらを聞いてみたいか,というと,まあ聞けないならば,それでもいいか,というところ.

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