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2016年11月27日 (日)

ここにもティアドロップ

1960年代,ごく若い頃のマジック・スリムが他の歌手の伴奏をしたこともあって,これはその一つ.レーベルには彼のバンドTér-Dropsの名前も記されている.

Chuck Rives, Say I Love You b/w Tonight I Learned, Daran 0104.

Daran0104 チャック・ライヴズ,というのは何者なんだか,さっぱり分からない.他にレコードがあるような気もしない.

Tonight I Learnedはゆったりと,大きく飛び跳ねるリズムを持ったブルース曲.飛び跳ね具合は良いが,何だが間が持たないような変な感じだ.最初は歌ってる人のタイミングを疑ったが,実は伴奏の編成が簡素すぎるのが問題なのではないか.ベース,ドラム,ギターの編成で,ギターがリズム中心なもんだから,歌に応答するパートが無いので,間が空くようにも詰まるようにも聞こえる.

チャック・ライヴズは,ちょっと渋い,重量感もそれなりにある声をしていて,一応ちゃんとした歌手のよう.マジック・スリムのギターは,間奏のソロなどはまあまあ.

Say I Love Youはミディアム・テンポのシカゴ風R&B.しみじみと暖かみのある楽曲が良い.素朴すぎて一流とは言えないとしても.こっちはもう1本ギターと女性歌手の声も聞こえる.

The Blues Discography 1943-1970によると,1966年の録音,マジック・スリムのギター,ロバート・パーキンスのベース,ウィリー・ジョーンズのドラム,という前回のレコードと共通のメンバー.レーベルのDaranは,Ja-Wesと同じく前回のレコードで歌っていたジェイムズ・シェルトン・ジュニアのレーベルだそうだ.またアーティー・ホワイトがヒット曲を出したAltee,チコ・チズムらがレコードを出したCher-Keeなども同じ系列らしい.

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