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2016年10月 2日 (日)

タレント発掘も

シカゴのI.C.T.プロダクションはレーベルも持っていて,ノーラン・ストラックやバディ・スコットのレコードを出していた.彼らはI.C.T.レーベルからレコードを出す前にも録音経験があって,実績を買われてレコードを制作したともいえる.一方,まったく実績の無い新人をI.C.T.が発掘し,デビューさせたのがこのレコード.

Bernard Daniels, I Ain't Got A Job b/w It's Been So Bad For Me, I.C.T. 11147.

Ict11147 1976年の録音と思われる.バーナード・ダニエルズはシンガー/ギタリストで,このレコードが出たとき22歳の若さだった.伴奏は,ホーンは無く,リズム・ギター,ピアノ,ベース,ドラムという簡素な編成.両面とも,1950年代かと思わせる部分もある古典的シカゴ・スタイルになっている.ただ,弱点があって,忘れられるのもやむなし,か.

I Ain't Got A Jobはミディアム・テンポのシャッフルで,伴奏も,コリコリコリというダニエルズのギターも心地よい.問題はヴォーカルで,スムースで無理はなく,下手とは違うけれど,どうにもパワー不足だ.もっと力を入れて歌ってくれないとなあ.

It's Been So Bad For Meは,もう少しゆったりと,気だるい雰囲気のあるブルース.楽曲の良さは感じられるけれど,やはりヴォーカルが非力なのが難点.

伴奏はスコット・ブラザーズ.タイロン・デイヴィスの伴奏バンドにしてはソウルっぽさ皆無のシカゴ・ブルースを演奏している.

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