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2016年8月 7日 (日)

野球の季節

大リーグ,マイアミ・マーリンズ所属のイチロー選手,今日ヒットが出たとかで大リーグ通算2999安打,ということで近く通算3000安打に到達しそうだ.そこで,大リーグの記録達成に関係するものを.

McKinley Mitchell/Willie Dixon's Chicago Blues All Stars, That Last Home Run b/w
All Star Bougee, Spoonfull (no number).

Spoonfull_nonumber これは,強打者ハンク・アーロンが,1974年4月,通算本塁打数で長く破られることがなかったベイブ・ルースの記録を上回ったとき,ウィリー・ディクソンがその偉業を讃えるため作ったレコードなのだそうだ.ハンク・アーロン,覚えている.日本にやってきて王選手とホームラン競争をやったりしたもんだ.ウィリー・ディクソンは,シンシナティ・レッズの本拠地,リバーフロント・スタジアムまで行って,このレコードを売った,というのだが,何枚売れただろう(Willie Dixon and Don Snowden, I Am The Blues, Da Capo, 1989).

野球絡みのブルースというのは,それほど多くもないかな.セシル・ギャントが「愛は野球場でやる試合みたいだ(Lost Love BluesI Gotta Gal)」としみじみ歌っていたのを覚えている.あと思い出すのは,ジミー・ヤンシーはシカゴ・ホワイトソックスの本拠地,コミスキー・パークで働いていただけに,White Sox Stompというタイトルの曲を録音してる,とかだけど,まだ他にもあるだろう.

That Last Home Runという曲だけれど,いかにもウィリー・ディクソンの作りそうなノベルティーR&B,というもの.歌っているのはマッキンリー・ミッチェル.ビリー・ブランチのハーモニカ,バスター・ベントンのギター,というシカゴ・ブルース・バンドの伴奏で,どちらかといえばソウル・シンガーのミッチェルが実力を発揮できるかといえば,ビミョーだけど,そうカタいことをいう曲ではないみたい.迫力ある声は聞ける.ぼんっ,という打球音(にしては低い音だが)と観衆の喝采という擬音付き.

All Star Bougeeはアップテンポのインストゥルメンタル・ブルース.ハーモニカ,ギターと順に手慣れたソロを弾いて,まあ悪いことはない.ラファイエット・リークのピアノからディクソンのベース・ソロになるところは,また,これ?みたいな感じがあるけれど.

The Blues Discography 1971-2000によると777-20という番号でも出たようだけど,手元の盤には番号がない.

最新のLiving Blues誌(244号,p.16)にはマッキンリー・ミッチェル,ミシシッピ州ベントニア生まれでジャクソン育ち,と書いてある.へえ,ベントニア出身だったのかあ,スキップ・ジェイムズみたいな人だな.彼のMalaco/Chimneyvilleの作品は良かったと思うけれど,51歳で若死にしてしまった.

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