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2016年8月14日 (日)

故郷へ錦?

マッキンリー・ミッチェルは1960年代にはOne-Derful!,1970年代前半にはSpoonful,Big 3,Big Boyというように,シカゴのレーベルに録音を続け,ときにヒットを飛ばしていた.しかし1976年,育った土地で,母親が暮らしていたミシシッピ州ジャクソンに移り,ジャクソンで録音をするようになる.その中には,なかなかのソウル・ブルースもある.

McKinley Mitchell, Road Of Love b/w Blues Woke Me Up This Morning, Retta's 005.

Rettas005 ジャクソンでは1977年から1980年にかけてMalaco/Chimneyvilleからレコードを出していて,それらはLP/CDにまとめられている.ジェイムズ・ベネットというレコード屋のオーナーが運営していたRetta'sとかMTとかのレーベルにシングル盤やらLPやら録音したのはその後のことのようだ.このレコードには1982年のコピーライト表示がある.ジェイムズ・ベネットは録音にMalacoスタジオを使っていて,これもそうだろうと思う.

Road Of Loveは,やや速めの,クールでメロウなブルース.ミッチェルは巧みな歌い口で音楽に聞き手を引き込む.が,楽曲としては,どうも最後まで淡々と進行するところが物足りないようでもある.もうちょっと,こう,盛り上げる展開が必要だったのじゃないか.

Blues Woke Me Up This Morningは,けだるい雰囲気の,スローなソウル・ブルース.こちらもクールで,もう少しホットになって欲しいところ.しかし,じっくりと歌われて,歌の良さはある.

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コメント

同じころにBobby Rush もジャクソンに移り住んでいる。確かにジャクソンにはもっとマイナーなレーベルでブルースが再び作られるようになった時代でもある。結構discoぽいものとかあって、一生懸命は買わなかったのですが…

投稿: LazyDog | 2016年8月16日 (火) 11時42分

ああ,ボビー・ラッシュもそうでしたね。LaJamからぽんぽんとLPを出して.あまりマイナーなものはありませんが、次回もジャクソン特集で.

投稿: BackDoorO | 2016年8月16日 (火) 20時25分

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