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2016年6月12日 (日)

上手いとは言っていない(4)

Bethlehemというレーベルは,もともとニューヨークのジャズ・レーベルだったが,1961年にKingを設立したシド・ネイザンに買い取られたそうだ.すると,ギター・クラッシャーがこれを録音した時点では,すでにKingレコード社の一部門になっていたことになる.

Guitar Crusher, I Once Loved You Baby b/w I Feel The Pain, Bethlehem 3034.

Bethlehem3034 1962年8月21日,ニューヨークで録音されたものとされている.ギター・クラッシャーことシドニー・セルビーは1931年7月28日生まれだから,このとき31歳になっていた.

I Once Loved You Babyはスローの8小節ブルース.ギター・クラッシャー自身と思われるギターが間奏も含め終始聞ける.ただし,このギター,一応ちゃんと弾いている,という以上の印象はない.それよりも印象に残るのは歌の方.それも「凄い!」とは思わないのだが,懸命にシャウトしていて,その努力にじわっとくる.

一方,I Feel The Painの方は,よくあるタイプのサビ付きのブルース・バラッドで,コーラス隊も付く.こちらも終始ギターが入り,ギター・クラッシャーのシャウトに呼応する.

ということで,両面とも際立って素晴らしいとは思わないけれど,それなりには良くて,特にI Once Loved You Babyの方は捨てがたい.

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