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2016年1月31日 (日)

二番煎じに薬効あり

Driveway Bluesが少しは当たった?と思われるシンガー/ハーモニカ奏者のベン・ハーパー.これはDriveway Bluesの次に出したシングル盤.

Ben Harper, Red Dress Woman b/w Drop In To See Me, Cenco 120.

Cenco120 Red Dress Womanを聞くと,Driveway Bluesの続編みたいなのが始まる.これはきっとDriveway Bluesの受けが良くて,その柳の下の二匹目の泥鰌を狙ったのだろうなあ.アレンジが洗練されて,テンポが少し速く,よりR&Bっぽくなっていて,味わいは少し薄まっているようだ.そうはいっても豪快な声と歌いっぷりの魅力は失われていないし,歌にふわーんと絡んでくるハーモニカも良い.裏返してDrop In To See Meの方は,これもDriveway Bluesと同じようなメロディーのブルース曲.こりゃワン・パターンだな,と思うが,最後の方で女性歌手が出てきて掛け合いになるのがちょっと変わっている.1961年か62年にロサンゼルスで録音されたもの,とのことだ.

昔の煎じ薬では,一度煎じた後のカスをもう一度煎じて,残った薬効成分を使うことがあったそうだ.このレコードも同じ趣向の音楽を使いまわして,効力は薄まってはいるけどまだ聞ける,という感じだ.

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