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2015年8月16日 (日)

Female Blues Singers (3)

エラ・トーマスは,1963年にジョニー・ハーツマンのギター伴奏とアレンジで録音をしている.

Ella Thomas, Introducing A Fool b/w Undestanding, Triad 502.

Triad502 Introducing A Foolはスロー・ブルース.これに少々仕掛けがあって,偽ライヴ仕様というか,人が集まっているところで,ステージに人が現れた様子でぱちぱちぱちと拍手.トーマスのアナウンスで,「お集まりの皆様,いまから馬鹿者をご紹介しましょう.馬鹿者とは,この私なのです」なんていって,歌が♪I'm a fool to love my man〜と始まる.それで終わると「馬鹿者の物語をご清聴ありがとう」ともう一度アナウンス.曲名にフールと入る曲はいろいろあるけれど,これはなかなか凝っている.

一方,Understandingはかなり速いテンポのブルース.どちらの面も,ハードな声でハードに歌われる,妥協の無いブルース曲ではある.ただ,ハードすぎる感じで,余裕とか,柔軟さとか,緩急とか,そーゆーのが欲しくなる.ハーツマンのギターとアレンジは,クールないつもの調子.独特な音作りではある.Understandingのギター・ソロなどは達者なもんだ.

大体同じものが,Flag 8364というレーベル/番号でも出ている.そちらがDon't Freeze On Me (El Cerrito ECR 01005)というCDで復刻されているのだが,Introducing A Foolが別テイクだ.まず最初のアナウンスが男の声で,「ミス・エラ・トーマスを紹介します」と始まるし,歌い方もかなり違う.Undestandingは同じテイクのようだけれど,Flag盤では間奏のギターソロと最後のところで偽ライヴの拍手喝采が入ることは違っている.

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