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2015年7月11日 (土)

まさか,ねえ

タイニー・パウエルの世俗歌手としての録音キャリアは,My Time After Whileの後,1965年にOcampoでシングル盤1枚,1968年にEarly Birdに4曲録音して出たのはシングル盤1枚,1978年にT.B.C.でシングル盤,ということで,多くはない.

Tiny Powell, That Was Yesterday b/w Bossy Woman, Early Bird 9665.

Earlybird9665 Early BirdというレーベルはFantasy傘下ということで,Galaxyと同じような位置づけだろう.プロデューサーはGalaxyで多くのレコードを制作したレイ・シャンクリンだ.

That Was Yesterdayは,ギターのイントロに続いてイェスタ〜デ〜イ♪と始まるので,ビートルズですか,とツッコミそうになる.パウエルのゴスペル声はビートルズとは違うのだけど,まさか,そっちの流行歌を意識してはいないんだろうなあ.曲の方はPart Time Love風のブルース形式になっている.コーラスを入れ,最初は少し抑え気味にしたことで,My Time After Whileに比べるとソフトな仕上がりに感じられる.抜群の安定感で声をコントロールするパウエルの歌いっぷりは素晴らしく,大変良い作品と思える.

Bossy Womanはファンク・ブルースで,ブルース&ソウル・レコーズ誌91号のファンク・ブルース100選にも入っていた.クールな伴奏にホットな歌,という感じか.その融合具合によってはもっと凄くなったんじゃ,などと思う.

Early Birdの未発表2曲もいつか聞いてみたいが,それはちょっと無理か.

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