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2015年6月 6日 (土)

ブルース国は忌中(4)

メル・ウェイターズって人は58歳だったのか.B.B.キングより30歳年下,とは若すぎるな.

さて,B.B.キングのレコード.

B. B. King, Going Down Slow b/w When My Heart Beats Like A Hammer, Kent 383.

Kent383 2曲ともこのレコードで初めて聞いた.どちらも1962年1月9日の録音で,自身のギターにベース,ドラム,マックスウェル・デイヴィスがピアノ,プラス・ジョンソンが控えめにテナー・サックスを吹く,という割と簡素な伴奏がついている.

Going Down Slowはもちろんセントルイス・ジミー・オーデンの有名曲.これを,いかにも1960年代初めのB.B.キングらしい歌い方で重厚に歌っていく.この楽曲ならではの魅力があるかというと,そこは,もうひと工夫欲しかったような気がしないでもない.それでも,歌の力はさすがだ.

When My Heart Beats Like A Hammerは2回めの録音で,最初の録音は1954年に行っている.1954年録音の方はビルボードR&Bチャートで8位に入るヒットで,アルバムThe Blues等で昔からリイシューされていた.この1962年の再演は馴染み深い1954年版とはがらっと印象が違う.こうやって同じ曲で聞き比べると,数年の間にB.B.の歌い方はずいぶん変わったことが明らかで,力強さがずっと増している.ヒットした1954年版の方が伴奏のアレンジなどで完成度は高いだろうが,1960年代に入ってからのB.B.が好きな人なら1962年版の方が良いと思うかもしれない.

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