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2015年5月30日 (土)

ブルース国は忌中(3)

カントリー歌手のウィリー・ネルソンのNight Lifeを,完全ブルース屋バージョンに改造してしまったのもB.B.キングの力量を示すものでないか.アマゾンでウィリー・ネルソンのオリジナルを試聴すると,うわ,これかあ,これがどうやってB.B.のあれになるんだろう.B.B.が自身のレパートリーとして違和感のないものにするまでには,ずいぶんアイディアを絞ったのじゃないだろうか.

B. B. King, Night Life b/w Waitin' On You, ABC 10889.

Abc10889 B.B.キングのNight Life,最初に聞いたのはライヴ・アルバムのBlues Is Kingに入っているものだった.このライヴ盤は定評あるものだけれども,Night Lifeはその中でも聞き物だろう.

Night Lifeはライヴ録音だけではなく,スタジオ録音版もあって,それがこうやってシングル盤として発売されている.Blues Is Kingの録音の12日後,1966年11月17日に録音されている.

このスタジオ録音版,最初聞いたときには,時間をたっぷりとったライヴ版の方が良いのじゃないか,と思ったが,何度か聞くうちにこっちも良いと思うようになった.必須要素がシングル盤片面の尺に収められ,凝縮された凄みは感じられる.シャウトで盛り上げたところでギターが切り込んでくる箇所の格好良さに驚きましょう.

Waitin' On YouもNight Lifeと同じセッションの録音.Blues Is Kingには,この録音に聴衆ノイズをダビングしたものが収められていた.早めのブルースで,B.B.のシャウトが小気味よい.作者はプロデューサー/コンポーザーとして活躍したファッツ・ワシントンとB.B.キングの連名になっている.

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