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2013年4月 7日 (日)

朴訥でいいね

久しぶりに,テキサス州ダラスのこの方を.

Willie Willis, I've Been A Fool b/w It's All Over Baby, Soul Staff 112.

Soulstaff112 この人のレコード,以前Kris盤について書いたことがある.The Blues Discography 1971-2000によればKris盤は1983年ごろの録音だそうだ.このSoul Staffのシングル盤はSoul Staff SS-2201というLPからのカットのようで,1988年テキサス州グレイドウォーターで録音されたものだそうだ.その後1994年にTrixでCDを作り,1998年にはダラスの白人ギタリスト,ハッシュ・ブラウンのサポートを得てFedoraでCDを作っている.

Kris盤,Soul Staff盤,FedoraのCD,と聞いてきて,大体この人の個性は分かった.素朴にして武骨な,ゴツゴツした歌い口のブルース・シンガー/ギタリストで,まあ歌はあまり上手くない.それで,ギターも素晴らしいと思ったことはない.それでは良いところがないようだが,ごわごわした声にちょっとした味があって,誠実にブルースを聞かせる感じはある.

I've Been A FoolはKrisでもやっていた曲.Krisではファンキーなリズムを使っていたが,こちらではがらっと変わり,ストレートなシャッフルになっている.キーボード,ベース,ドラム,ホーンが伴奏につく.演奏にも朴訥な歌にも和む.

It's All Overの方はファンキーなリズムを使った曲で,これはI've Been A FoolのKrisバージョンと似たような感じ.こちらも,無理のない歌い口で,合格点.

二線級には違いないけど,ちょっと良いよ.

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