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2013年3月17日 (日)

追悼ジミー・マクラクリン(上)

ジミー・マクラクリン,亡くなっていたのか.先月末,ブルース&ソウル・レコーズ誌を読んで初めて知った.

Jimmy McCracklin and his Blues Blasters, You're The One b/w I Wanna Make Love To You, Irma 102.

Irma102 ジミー・マクラクリン,好きだったのでかなり聞いた.Imperialから出てたLP,Just Got To KnowとかThinkとかEvery Night, Every Day,StaxのYesterday Is Gone,ModernやPeacockやCheckerの録音を収めたLP等,いろいろあったなあ.時代とともにスタイルは変わっていくのだけれど,歌の深い味わいは一貫していた.

ジミー・マクラクリンのYou're The Oneという歌を,ImperialのLP,Every Night, Every Day (Imperial LP-12285/9285)で初めて聞いた.それはかなりテンポが速く,歌にギターが絡んでいくところなんか,格好良かった.何年かの間,ジミー・マクラクリンのYou're The OneはそのLPに入っているものだと思っていた.ところが,その後,IrmaレーベルのものをリイシューしたCDに入っているジミー・マクラクリンのYou're The Oneを聞いて驚いた.それはずっとゆったりとしたテンポで,自分の知っていたその曲とは全然違っていたのだ.

さらにずっと後になってImperialのLPに入っている方のYou're The OneはPremium 101というシングル盤で出ていたことも分かった.最新のThe Blues Discography 1943-1970ではPremiumで出ていたものとIrmaで出ていたものは同じセッションの別テイク,という整理になっている.う〜む別テイクというには違い過ぎるような気もするが,別セッションというべき根拠もないしなあ.

さてIrma 102のゆったりバージョンのYou're The One,やはりマクラクリンならではの魅力ある声,癖になる節回しを堪能できる.Premiumの高速バージョンともどもマクラクリンの魅力が発揮された良作と言ってさほど苦情はこないだろう.間奏でソロを取るギターはラファイエット・トーマス.ボビー・ブランドの同名曲(Duke)はこれを改造したもんじゃないかね.

I Wanna Make Love To Youの方はジャンプ・ナンバーで,これも熱く盛り上がり,素晴らしい.マクラクリン自身のピアノもラファイエット・トーマスのギター・ソロも格好良い.

The Blues Discography 1943-1970によれば,1956年オークランドで録音とのこと.両面ともBob Geddins' Irma Records Story, Acrobat ACMCD4038によって満足すべき音質でCD化されている.
Premium101

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