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2012年10月 7日 (日)

その裏はどうなのか(2)

ええと片面は確かにCDで聞けて,その裏は,まあ,たぶん.

Big Moose, Puppy Howl Blues b/w Rambling Woman, The Blues 301.

Theblues301 これはジョニー・“ビッグ・ムース”・ウォーカーが1967年に録音したレコード.Rambling Womanの方は,手元にあるCDではシカゴ・ブルースの25年 (P-Vine PCD-2130-32)とChicago Blues Guitar Killers! (P-Vine PCD-24074)に入っている.シングル盤の方は途中でフェイドアウトしているけれど,CDの方は最後までしっかり入っていて,1分くらい長くなっている.シカゴ・ロッキン・ブルースというのか,せわしないリフに,ウォーカーのラフな声,それにフレディ・ルーレットのスティール・ギターが絡み,スリリングな傑作に違いない.

さて,Puppy Howl Bluesの方は,上の2つのCDには入っていない.Chicago Blues Guitar Killers!には,この伴奏トラックにサックスとパーカッションをダビングしたのがDoes Like To Boogalooとして入っているけれど,ちょっと,それはPuppy Howl Bluesと同じものとは言えない.一方,前回言及したLP,Blue And Funky Steel, P-Vine PLP-735にはPuppy Howl Bluesが入っている.ところが,そのLPのバージョンが変で,シングル盤には入っているビッグ・ムース・ウォーカーのヴォーカルが入っていないのだ.楽器演奏に重点がある曲で,ヴォーカルといってもCalifornia, New Orleans,...と地名を連呼していくだけでたいした歌詞はないのだから,ヴォーカルがあってもなくても,という考えもありそうだ.しかし,聞いていると歌が入って完成する曲のように思うし,ウォーカーの声は良いし,シングル盤通りのリイシューがあってよいだろう.いや,外国盤のCDであるのかもしれんけれど.

それでPuppy Howl Blues,フレディ・ルーレットのスティール・ギターの格好良さはRambling Woman以上.凄いわ,これ.曲名はスティール・ギターが犬の遠吠えみたいにも聞こえるからだろう.地名を連呼していく曲は,当ブログでやったのではキング・ソロモンのLouisiana Grooveとか,ときどき聞くことがある.ライヴだと,誰かの田舎が出るたびに大盛上がり,なんだろうか.

メンバーは,ビッグ・ムース・ウォーカーの歌とピアノ,スティール・ギターのフレディ・ルーレット,ベースはルイス・マイヤーズ,ドラムは誰だか分からない.

それにしても,このレコード,レーベルのデザインがとても美しいじゃないの.

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コメント

この後のMagicSam ShakeyJake はAFBF帰国組だから、ここらでもういっぱつやってやろうか、という気になるのもわかるが、この人はなぜ録音機会があったのかわかりませんね。まあ現役であったことは事実ですが。

投稿: LazyDog | 2012年10月10日 (水) 20時03分

レーベル第一弾は海外経験に関わらず実力でってことでしょう.それでビッグ・ムースかいっ,という話ですが,いいと思いますよ.今聞いてもユニークなんだし,アル・ベンソンも期待したんでしょう.

投稿: BackDoorO | 2012年10月11日 (木) 19時54分

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