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2012年6月10日 (日)

親父殿ではないかいな

ルイジアナで,親子でミュージシャンと言えばニール親子もそうだけれど,ロッキン・タビー・トーマスとクリス・トーマスの親子なんてのもそうだった.もっとも,これにはクリスは入ってないかな.

T-Boo, Prison Blues b/w That's All Right, Blue Beat 101.

Bluebeat101 Blue Beatというのはタビー・トーマスのレーベルで,自身のレコードを出している.今は見れないのだけど,タビー・トーマス自身のサイトだったか,とにかく彼のことを書いたWebページで,子供の頃の彼のあだ名がT・ブーだった,と読んだ覚えがある.だからT・ブーとはタビー・トーマス自身だろう.聞いた感じもタビー・トーマスだしね.別に変名を使わなくてもよいのだが,「当レーベルには色々なアーティストがおりまして,バラエティ豊かなカタログになっております」とか言いたかったんじゃないか.いや,真相は分からんけど.

それで,Prison Bluesだけれど,これがスロー・ブルースで,意外と格好良い.題名を見てリロイ・カーのPrison Boundを思い起こしたけれど,全然違う歌だった.作者はE. Thomas,つまりアーネスト・タビー・トーマス自身の作ということで間違いない.渋い声で,歌い出しなんかね,なかなかのインパクトじゃないの.最後まで勢いが続くとは言えないかもしれないけれどね.ギター,ハーモニカ,ピアノ,ベース,ドラムというわりとシンプルなバックで,メンバーは分からない.

That's All Rightはジミー・ロジャーズのアレとは全然関係ない,これもトーマスが自分で作った曲で,良く聞くリフの,アップテンポのブルース.なかなか熱いのではないか.

このレコードは,1980年前後のもののようだ.タビー・トーマスは雑食系というのか,色々なタイプの曲をやるR&B歌手というイメージなのだけど,純粋なブルースもちょっと良いと思う.

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コメント

このころの録音はほとんどソウルなので、bluesは少ないですが、bluesのオリジナルを書ける数少ない人ですね。ただ、他の人が歌ったほうがbluesぽかったりして。

投稿: LazyDog | 2012年6月12日 (火) 08時02分

世代的にも,この人の土台になってるのはブルースじゃないでしょうか.ソウルをやって上手いのかっていうと,どんなもんでしょう.まあ,いろいろやっていて,何が本領なんだか.

投稿: BackDoorO | 2012年6月12日 (火) 21時05分

ソウルのプロデューサもやっていたと思います。CDも何枚か出したはず。本人のソウル45の人気のものはdiskunionで3万円くらいででていましたが、当然無視。私の興味の範囲はexcelloまでなので。

投稿: LazyDog | 2012年6月13日 (水) 01時12分

> 本人のソウル45の人気のものはdiskunionで3万円くらいで

ひえ~,そうなんですか.全然知りませんでした.自分の知ってるタビー・トーマスからは,そっち方面でのその人気は想像しにくいです.需要があっての値付けなんでしょうが,私が「高い!」といって手を出さない範囲の,そのまた何倍かですよ.

投稿: BackDoorO | 2012年6月13日 (水) 21時17分

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