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2012年5月 5日 (土)

ハーモニカ・ブルースの愉しみ(3)

根拠もなく,長生きしそうなイメージを持っていたんだけど.

Jerry McCain, Hot Nuts b/w Woodpecker, Romulus 1004.

Romulus1004 ジェリー・マッケインが今年の3月28日,81歳で亡くなったそうだ.1950年代から1990年代までほとんど途切れることなく,同時代の流行にも目を配りつつ(色目を使いつつ?),南部で録音を続け,優れたブルース作品をいくつも作ってきた.ハーモニカ奏者として高く評価されているけれど,味のある歌手としても,ソングライターとしても,特別なアーティストだった.

このレコードは,1973年にジョージア州アトランタで録音されたもの.1984年にMerit 2508というレーベルと番号で,微妙に違うタイトルで再発されている.これが,さすがに骨っぽいサザン・ブルースを聞かせるのよ.

Hot Nutsは粘っこくかつ力強く歌われる力作ブルース.ハーモニカもたっぷり聞けるし,ギター始めバックもナイス・サポートで大変満足できる.Ice Cream Manみたいなエロい比喩の食べ物ソングではないか,と思う.作者はプロデューサーのゲイリー・サイズモアとなっているが,どうだろう.

Woodpeckerは軽快な,ノベルティ・ブルースというところか.しゃきしゃきしたリズムが快くて,これも良い.が,ハーモニカの使い方はちょっと控えめすぎないか.

というわけで,ジェリー・マッケインのブルース魂みたいなのは十分伝わるレコードではある.
Merit2508

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コメント

一般にはwoodpeckerもエロい歌詞ですね。これどうだったか覚えていないけど。この人は晩年までがんばってましたね、94年ころのichibanのもかっこよかった。

投稿: LazyDog | 2012年5月10日 (木) 07時27分

> 94年ころのichibanのもかっこよかった。

まったく同意です.意外と良いんですよIchibanのは.

投稿: BackDoorO | 2012年5月10日 (木) 20時40分

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