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2012年4月22日 (日)

ハーモニカ・ブルースの愉しみ(1)

ハーモニカの入るのをもう一つ.

Cliff Jackson & The Naturals/The Naturals, Nine Below Zero b/w Up The Wall, Midnight Sun 2.

Midnight Sunはシェルビー・シングルトンのレーベルだから,SSSなんかと同系統ということになる.

Nine Below Zeroは前回のサミー・ルイスのレコードをリイシューしたSundownのLPや,日本盤のLP,Frank, This Is It (P-Vine PLP-389)に入っていた.たぶん何かのCDでも出ていると思う.もちろんサニー・ボーイ・ウィリアムソンNo.2の曲だ.ソリッドなリズム,太い音色で鋭く切り込んでくるギター,深みのある声で力強く歌うヴォーカル,それに迫力あるアンプリファイド・ハープが絡んでくる.というわけで,大変すばらしいカバー・バージョンになっている.このハーモニカ奏者が誰だか分からない,というのがもどかしい.
Midnightsun2
ザ・ナチュラルズ名義のUp The Wallはアップテンポのインストゥルメンタル・ブルース.なんとなくOff The Wallっぽいタイトルだが,ハーモニカは入らない.代わりにギターとテナー・サックスが大活躍する.かなり格好良い.ハーモニカを聞きたかったが,仕方ないな.

The Blues Discography 1943-1970は1970年メンフィス録音としていて,メンバーは不明としている.P-Vine PLP-389のライナーは,クリフ・ジャクソンはドラマーとしてアービー・スティドハムの録音に参加していることと,プロデューサーのテディ・ペイジはウィリー・コブスの録音でギタリストとされていること,を指摘している.

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コメント

クリフ・ジャクソンは、アービー・スティドハムのBlues City Recordsの45でドラムを叩いていると言われているようですね。
A面はサニー・ボーイ・ウィリアムソンの曲、片面はテディ・ペイジとの共作のインストですが、ドラムは2曲ともリズムを刻んでいる程度のもので、面白みに欠けます。
 テディ・ペイジのギターが聴けますが、確かこの人はSSSに関係した人ではなかったかと思います。

投稿: 長岡KH | 2012年5月 7日 (月) 20時36分

> アービー・スティドハムのBlues City Recordsの45で...

ディスコグラフィを見ると,そういうことになっているんですよ.他に何かあるかな,というと見当たらないようで.もう少し昔の人で同名異人らしいのはありますが.

> テディ・ペイジ...確かこの人はSSSに関係した人

すると,SSS関係でまた名前を見ることもあるんですかね.

いつもありがとうございます.

投稿: BackDoorO | 2012年5月 7日 (月) 21時41分

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