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2012年3月11日 (日)

ぬしは今メンフィスあたり(4)

本当は,どこのお方か知らないけれど,メンフィスで作られたレコードかもしれなくて.

Mary White, Outside Love b/w Prisoner Of The Blues, Gibbs 011.

Gibbs011 1970年代にGibbsというレーベルがあって,このメアリー・ホワイト,ウィリー・バチラー,レーベル運営者らしいビル・ギブス,とレコードを出している.この人たちは一体何者なのだろう.これらのレコード,質はともかく,1970年代にしては昔ながらのブルースをやっているんだが.それで,これらのうちの1枚,ビル・ギブスのGibbs 308にはMemphis, Tenn.と記されている.一方,The R&B Indiesにはミルウォーキーの住所が記されている.だけど,ミルウォーキーって,そんなにブルース盛んだったのだろうか.という訳でこれはメンフィス産なのではないか,と思っている.

Outside Loveは,スロー・ブルースで,控えめなギター,控えめなオルガン,ベース,ドラム,というバックで,堅実にそつなく歌われる.メアリー・ホワイトという人,美声だし,下手ではないと思うが,なんか物足りないようでもある.控えめな伴奏のせいもあるが,淡々としていて情感や説得力が不足気味で,歌の世界に浸りきれない感じがある.どうもその辺がこの人の力量の限界のようだ.

Prisoner Of The Bluesの方は,音がちょっとデモ録音ぽく,つまりしょぼくなる.これもスロー・ブルースで,こっちはホーンが入る.ちょっとホーンのアレンジとか変てこだ.こちらはOutside Loveよりも少し展開に変化を付けてはいる.まあ,ダメともいえないが,盛り上がりきらない.ギターはウィリー・バチラーって人のレコードで聞けるのと同じ人物かな.

というわけで,他人様にお薦めするようなモノではないけれど,Gibbsレーベルのものではマシかもしれないし,C級の面白さはある,

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コメント

これくらいなら十分水準にあると思います。私的にはEddieBoydのMojoと比べてもね買う価値ありなんですがね。。EddieBoydも他の45に比べればItsTooBadは単調なほうかもしれない。

投稿: LazyDog | 2012年3月12日 (月) 14時21分

うっかり辛口になっちゃいましたかね.これは某所で200円という価格で買って,コスパの良さで印象に残り,いつか書こう,と思っていたものです.でも,あまり褒めすぎてもなあ.

投稿: BackDoorO | 2012年3月12日 (月) 20時44分

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