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2012年1月15日 (日)

イースト・セントルイス録音・その2

アルバート・キングがCoun-Treeから出したシングル盤のもう一枚がこれ.

Albert King, Lonsome (sic) b/w You Threw Your Love On Me Too Strong, Coun-Tree 1007.

Countree1007 You Threw Your Love On Me Too Strongはタイトルで分かる通り,Bobbin/KingでヒットしたDon't Throw Your Love On Me So Strongの続編というか,柳の下の2匹めの泥鰌を狙ったもの,と見当がつく.実際に,まったくそのとおりの曲で,歌い出しのHey baby〜♪,というのがDon't Throw Your Love On Me So Strongまるっきりそのままだ.それはともかく,出来自体は非常に良くて,Don't Throw Your Love On Me So Strongと比べたって遜色ない.

Lonsome(ホントはLonesomeだろうけど)の方は,タイトルでは分からないが,聞いてみると,あ,これあったぞ,というわけで,以前に録音した曲の再演と気がつく.彼の初録音は1953年にParrotに行ったものだけれど,そのうちの1曲,Bad Luck (Blues)というのがこれと同じだ.Bad Luckの方はChessのアルバムDoor To Doorで聞いていた.アルバム・タイトルはアルバートのこの曲の歌詞からとったのだろう.その1953年版と,この1964年の再演では,それなりに時間の経過が感じられる.1953年のは,バックがリトル・ジョニー・ジョーンズ,ジョン・ブリム,ウィリー・ディクソン,という純粋シカゴ・ブルース屋で,演奏もこの布陣らしい1950年代のシカゴ・ブルース,というものだった.一方,Coun-TreeのLonsomeはテンポも速くなって,ぐっとアルバート・キング度が高くなっている,というか洗練され個性が明確になっている.歌,ギターとも熱演だが,アルバートのParrot録音はどろどろしていてとても良い,と思うので,どちらが上とも言えない.

前回のC.O.D.などと同じセッションの録音,とされている.伴奏は,前回のものに比べホーンは控えめで,Lonsomeではホーンが入っていない.その分オルガンの役割が増している.

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