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2011年12月18日 (日)

またクリスマスですよ・その3

ええと,ドサクサ気味なところもマイナーの味わいですよ.

Johnny Twist, Sad Sad Christmas b/w Why I Play The Blues, Dud Sound 4730.

Dud4730 このジョニー・トゥイストは本名ジョン・リー・ウィリアムズという人.最初の録音はジョニー・ザ・トゥイスト・ウィリアムズとかジョニー・リー・ウィリアムズとかという名前でLouis,Staggというレーベルで行っている.リイシューもされているようで,この録音らしいのがAmazonのMP3検索でも見つけられた.その後,Dud Sound,Checkerなどに録音した.Checker盤はレアということらしい.ボー・ダッドのレーベルに録音したものの一つはコレだった.YouTubeに彼のシングル盤の音がアップロードされたりしているが,コメントをみると,ジョニー・トゥイストはボー・ダッドとDud Soundレーベルを共同で運営していたこともあったようだ.ココ・テイラーのCheckerセッションやワイルド・チャイルド・バトラーのJewel録音でもギターを弾いているのは,ウィリー・ディクソンあたりに受けがよかったのか.

それでSad Sad Christmasに針を下ろすと,何やら緊迫したスロー・ブルースが始まる.でも,こーゆーの前にもあったな.T-D-SのI Am Back Homeだ.感じが似てるんで少しだけ聞き比べたけれど,よく分からないがリード・ギター,リズム・セクションあたりは同じように聞こえる.同じ伴奏トラックに,I Am Back Homeはオルガン等がオーバーダブされ,Sad Sad Christmasはリズム・ギターにホーンとかがダビングされたんじゃないかな.まあ,別の録音なのにワンパターンな人で,自然に同じようになった可能性もあるけれど.

特にマイナー・レーベルだと同じ伴奏トラックを別の曲に再利用するくらい朝飯前だろう.だけど,情報の何割かが前に買ったレコードと同じだとすると,なんか損したように思うのは,自分がケチだからだろうか.

さて,そのSad Sad Christmas,女性との小芝居なども入れて,クリスマスの日にカミさんに家から追い出されました,みたいな歌のようだが,どうもな.歌詞だけは悲惨な文句だけれど,歌唱自体は別にそれと関係ない,というか,歌が重みに欠けていて,さほどSad Sadなものが感じられない.クリスマスの時期を狙って,悲しいクリスマスの歌を作ろう,というアイディアだけはあった,みたいに聞こえる.

裏側のWhy I Play The Bluesの方は,B・B・キングのWhy I Sing The Bluesのアンサー・ソング,ではなくて,アンサー・インストゥルメンタル.インストのファンク・ブルースとして雰囲気はまずまず,なんだけどねえ.どうもWhy I Sing The Bluesが流行っているから,そのインストをやろう,という,ごく安直な思いつきとも言えそう.

The Blues Discography 1970-2000は1976年の録音としている.

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