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2011年12月10日 (土)

またクリスマスですよ・その2

これはシカゴ・ブルースのクリスマスもの.

Lee Jackson/Clyde Lasley, Christmas Song b/w Santa Came Home Drunk, Bea & Baby 121.

Beaandbaby121 両面ともBea & Baby Records Presents: The Best Of Chicago Blues Vol.2 (Wolf 120.294 CD)というCDに入っているので聞きやすいだろう.ちょっと雑音入るし,曲名が微妙に違ったりしているのが少々難ありだけど.

さて,リー・ジャクソンか.Living Blues誌No.43の死亡記事によると,1921年8月21日生まれ,本名はウォレン・G・ハーデン・リー,とのこと.BlueswayのLPには1907年生まれと書いてあったが,それは与太だった.1979年7月1日,内縁の妻の息子にピストルで撃ち殺されている.1956年にCobraに初の録音をしているが,それはレーベルの勢いもあって,素晴らしい聞き物になっている.その後はKeyhole,Bea & Baby,C.J.にシングル盤,ヨーロッパで2曲,1973年にBlueswayにLP,1977年にTK RootsにLP用録音,とレコーディングをしている.TK RootsのものはP-Vineで日本発売されたが,自分の認識は,あのシリーズ,リー・ジャクソンなんてあったっけ?というもので,聞いていない.Bluesway盤は持ってるが,まあ可もなし不可もなしだなあ.ギタリスト/ベーシストとして結構色々なセッションに参加しているようだが,Bluesway盤でもシングル盤作品でも,豊かな声を使ったヴォーカルの方に魅力を感じている.

さて,リー・ジャクソンが歌うChristmas Songだけれど,一応しゃきっとした感じのシカゴ・ブルース.これに女声コーラスが終始絡むところで好き嫌いは分かれるか.自分的には,安易な発想でシカゴ・ブルースに合わない,という否定的思いが20%,まあこれはこれで良いのじゃないの,という肯定的思いが80%,というところ.このコーラスに何かのんきな感じがあって,「クリスマスだからサンタに会いたい」みたいな他愛ない歌の文句と合っている...という気がする.ジャクソンは,ギターも聞かせるけれど,やっぱり声が良い.

裏側のSanta Came Home Drunkの方は,クライド・ラスリーという知らない人の名義になっている.音楽の方は,Christmas Songと同じアレンジで始まって,おや,と思うが,こっちの方がゆっくりと,てれんとした調子で演奏され,これに語りが最初から最後まで入る.

1967年の録音で,ドラムをウィリー・ウィリアムズが叩いている.凄いとか感動するとかいう作品ではないが,気楽に楽しむ季節商品として,こういうのもアリではないか.

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