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2011年12月23日 (金)

またクリスマスですよ・その4

デイヴィッド・ディーって,そういえば,結構好きだったよ.

David Dee, Christmas In The City b/w Please Come Home For Christmas, Vanessa 206.

Vanessa206 デイヴィッド・ディーは1942年生まれ,本名David Eckford,セントルイスのシンガー兼ギタリストだけど,今はどうしているだろう.昔,デイヴィッド・ディーのLPを2枚,Vanessa盤(1984年録音)とEdge盤(1986年録音)を買って,1980年代のコンテンポラリー・ブルースとしてかなり好感を持ったものだった.ディスコグラフィを見ると,その後もIchibanやEck-Williamsなどでアルバムを出しているそうだが,これらの出ていることを知らなかった.

LPで聞いていたときは,ソウル・ナンバーなどもあったし,リトル・ミルトンの小型版みたいな印象を持っていた.いま聴き直してみると,別にミルトンに似ているわけではない(ミルトンの曲をカバーしてはいる,と思ったらディーとミルトンの連名の作品だった).Going Fishing等,ミディアムからアップ・テンポのブルース曲を爽快に演じるのが持ち味のようだ.それにしても,VanessaとEdgeのLP,かなり充実している.

さて,このクリスマスもののシングル盤,両面ともVanessaのLPには入らなかった.The Blues Discography 1971-2000はLPと同じ1984年頃のセッションのものだとしている.

Christmas In The Cityは,タイロン・デイヴィスのTurning Pointの歌詞をクリスマス風に書き換えたようなソウル・ナンバー.よくある曲調のようだが,これが結構良い.ギターも聞かせて,ブルース屋らしさを見せている.

Please Come Home For Christmasはチャールズ・ブラウンがKingに録音して大ヒットさせた曲.チャールズ・ブラウンのKing録音というのは,評価できる良い曲もかなりあると思っていて,このブルース・バラッドなんかは良い作品だと思う.カバーも多くて,リトル・ジョニー・テイラーもやっていたし,ジョニー・アダムズ,B・B・キング,ファッツ・ドミノ,さらに他ジャンルのアーティストによる再演もあるようだ.

このデヴィッド・ディーのPlease Come Home For Christmas,とても良いカバーだと思う.大体原曲に忠実なようだけれど,少々武骨で甘くなり過ぎないところが良いと思う.ほっとできるバージョンと言ってもよい.

という訳で,デイヴィッド・ディー,1980年代に活躍したブルース屋としては,魅力のある方だったね,と再認識したということで.

David_dee_1

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