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2011年10月23日 (日)

いや,出ている

The Blues Discography 1971-2000は,優れた本で,よく作ったと思うけれど,それでも完璧ではないのは仕方ない.そんなわけでリトル・ジョー・ブルーの前回のレコードも記載されてなかったけれど,これもそうだ.

Little Joe Blue,If You Love Me Like You Say b/w Sweet 16, Ronn 118.

Ronn118 The Blues Discography 1971-2000ではSweet 16 (Sweet Sixteen)をunissuedとしているけれど,こうやってシングル盤で発表されている.If You Love Me Like You SayについてはP-Vineから出たLPの番号が記載されているが,このようにシングル盤でも出ているならその番号も記すべきだろう.リトル・ジョー・ブルーみたいに割と有名なアーティスト,Jewel/Ronnという比較的知られたレーベルのものでもこんな盲点があるんだねえ,ということで.

両面ともプロデューサーは社長さんのスタン・ルイスと記されているが,実際はボビー・パターソンが制作したのものと思われる.

さて,Sweet 16はもちろんB・B・キングの大ヒットで,よくカバーされるSweet Sixteen.それでなくてもB・Bに似ているリトル・ジョー・ブルー,この選曲で良いのか?などと思ってしまう.聞いてみると,これがかなり良い.歌い方は,Bの字氏とだいたい同じなんだけど.似ていても,熱くなりすぎないようなところが違うというか,この人独自の好ましい持ち味みたいに思える.伴奏はホーンなしで,あっさり目だ.しかし,どっしりとしたリズム・セクションに支えられ,オルガンなども上手く使われ,不満を感じない.

If You Love Me Like You Sayの方はリトル・ジョニー・テイラーが1964年にGalaxyレーベルに録音していた曲.ファンキーな曲で,こちらも合格点.P-VineのLP(PJ-102),今だったらCDの「サザン・カントリー・ボーイ(P-Vine PCD-93046)」に入っているものと同じ録音だ.同じ録音だけれど違って聞こえるのは,P-VineのLP/CDではモノラルだったけれど,このRonnのシングル盤ではステレオだから.これはステレオで聞いた方が出来が良く聞こえる.

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