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2011年8月21日 (日)

テレビ屋さん,ブルースを語る

とぼけた芸名が印象的.

T.V. Slim, Don't Knock The Blues b/w Heart's Full Of Pain, Pzazz 005.

Pzazz005 痩身のテレビ修理業者だったT・V・スリム,シングル盤のレコードはかなり多くて,単独のリイシューLPが作られたこともあった.このシングル盤は両面ともリイシューされていて,CD化された好コンピレーション,When Girls Do Itに入っている.

T・V・スリムは,そうねえ,夢中になるほどじゃないけれど,ちょっと良い声をしたダウンホーム・ブルースマンで,捨てがたい味はある.このレコードも両面とも良いと思う.

さて,Don't Knock The Bluesはリラックスした,けだるい雰囲気のスロー・ブルースの演奏をバックに,T・V・スリムは語りを聞かせる.

ブルースが好きなら,同じ仲間の人だって言われる
ポップ・ミュージックも結構だ
ロックンロールも格好良い
だけど自分は昔ながらのダウンホーム・ブルースだ

伴奏はギター2本,オルガン,ピアノ,サックス,ベース,ドラム,これに電気バイオリンが絡んでくるのが珍しい.ぱきぱきした音色のギターがT・V・スリム自身によるものだろうか.

Heart's Full Of Painは軽快なテンポのブルース.T・V・スリムは野太い声で歌っていて,この声は良いねえ.T・V・スリムとしては得意のスタイルではないか.こちらもバイオリンが効果的だが,誰が弾いているのか分からない.パパ・ジョン・クリーチとかだろうか?

T・V・スリムは1969年に53歳で交通事故で亡くなってしまったけれど,これはその年に録音されたものだそうだ.レーベルのPzazzについては前に書いたとおりで,オウナーのポール・ゲイトゥンはLP1枚分の録音をさせたかった(P-Vine PLP-710解説),などという話もある.

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