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2011年5月22日 (日)

忘れそうだけど

ウェスト・コーストのブルースマン,サニー・ローズはアルバムも色々あるが,シングル盤にもつい手を出したくなる.

Sonny Rhodes, Cigarette Blues b/w The Bloodstone Beat, Rhodes-Way 3901.

Rhodesway3901 さて,これは1978年ごろに録音されたもの.Blues Connoisseur盤やAdventのLPの後の作品ということになる.

Cigarette Bluesはスロー・ブルース,なんだけどねえ.何だかぱっとしない.だらだらと力のない演奏が続くんだ,これが.これはバンドがもたもたしていて切れ味が欠如しているせいもあるが,録音のせいもありそうだ.とりあえずサックスの音量を3倍くらい大きくミキシングしたほうが良いのじゃないか.あと本人のスティール・ギターの代わりに誰か達者なギタリストを入れるとか.それでも,ローズの歌だけ聞いていると,上手いし,声も良いし,さすがだと思う.ディスコグラフィを見ると,この歌をローズはRhodes-Wayの1985年のLP,IchibanのLP,と再録音していて,大事なレパートリーにしているようだ.

The Bloodstone Beatはちゃかぽこちゃかぽこ...というリズムをバックにローズがスティール・ギターのソロを弾く,というもの.このローズの演奏が単純素朴過ぎて,ちょっと困る.これではこの楽器の威力を発揮できたとは言えない.

というわけで,出来はビミョーで,彼の作品の中では忘れてしまいそうでもある.だけど,じゃあ要らない,ということでもなく,聞けたことはまあ良かったと思っている.

The Blues Discography 1971-2000によれば,メンバーは,

  Sonny Rhodes, V/g;
  Willie Wait, as;
  Bob Klein, ts/b;
  Carl Robinson, g;
  Richard Milton, d.

だそうだ.Rhodes-Wayって自分のレーベルだろうな.ローズ自身とサンフランシスコ・ブルース・フェスティバルをやっていたトム・マゾリーニがプロデュースしている.

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