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2011年4月 3日 (日)

親子の10年後

ラッキーのパパのジェイムズ・ピーターソンは,1972年にToday,1982年にJudgeでLPを作ったそうだが,聞いたことがない.The Blues Discography 1971-2000を見ると,次のシングル盤はその後,1982年か1983年のもので,アルバムでは出ていないようだ.

James Peterson, Cheating Woman b/w That Certain Feeling, Fantastic 1007/1008.

Fantastic1007 Fantasticは,同名異レーベルもあるけれど,同じ頃にヘンリー・グレイらのレコードを出していたSunlandと同じで,フロリダのレーベル.昔の雑誌の広告を見ると,Sunlandは「コレクター・シリーズ」で,Fantasticは「コンテンポラリー・シリーズ」なんだって.その広告では,このピーターソンのレコードはFantastic 100となっているけれど,その番号は実際のレコードには記されていない.なんかユルいなあ.1007/1008というのは本当はマトリックス番号だ.The Blues Discography 1971-2000はno numberとしていて,厳密にはそれが正しい.このコンテンポラリー・シリーズ,他にはエディー・カークランド,レイフル・ニールなんかがあったようだ.

さて,Yambo盤から10年以上経過して作られたこのレコード,うーむ,Yambo盤の方が良かったなあ.

That Certain Feelingはスロー・ブルースで,悪いことはないんだけれどね.ピーターソンは懸命にシャウトするけど,どうもそれが力みすぎて上滑りするような感じ.バンドも熱く盛り上げようとするのだが,もう少し落ち着いたアレンジのが良かったんじゃないかな.

Cheating Womanの方はアップテンポのブルース.こっちの方が爽快感があってやや良いかな,とも思うけれど,これも力が入りすぎのように聞こえる.

Yambo盤ではスムースに無理なく歌っていて,そこに濃いブルース感が感じられたのだけど,このFantastic盤ではその味が欠けているよなあ.

伴奏は,本人のギターにピアノ,ベース,ドラムにオルガン,という編成で,オルガンはラッキー・ピーターソンだ.ラッキー・ピーターソン,このレコードでもまだ10代だ.ここではオルガン・ソロは弾いたりせず,バッキングに徹している.ラッキー・ピーターソンがリトル・ミルトンのバンドに参加して日本に来たのはこの後のことになる.

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