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2010年12月23日 (木)

はらはらクリスマス

世間がクリスマスっぽくなってきた.1年が過ぎるのは速いねえ.こーゆーときに世間に逆らってはいけない.クリスマスの歌のレコードのことを書こう.

Jimmy Reed, Christmas Present Blues b/w Crying Blind, RRG 44001.

Rrg44001 ジミー・リードが1970年頃に録音したこのレコード,なんと,両面ファンク・ブルースだ.ファンク・ブルースって,あんたジミー・リードだろ,と思わず盤面に向かってツッコミたくなる.それにしても,「あのジミー・リード・ビート」を使わない歌手は,やっぱりジミー・リードなのだろうか?

Christmas Present Bluesと題された曲に針を下ろすと,「パパのニューバッグ」みたいなギターのイントロで始まる.ハーモニカ,歌と展開するのを聞いていくと,伴奏がファンクでも,まあジミー・リードはジミー・リードだな.しかし,ジミー・リードって,もともとタイミング感覚が良いとはいえない方だからなあ,リズム面で今までと違うことをするのはかなり無茶だったんじゃないか.何だか,はらはらしながら聞いてるうちに曲が終わる,みたいな感じなのだけど.

Crying Blindの方は,意外にも,結構こなれているように聞こえるのは,こっちの慣れのせい?ごくレイジーな歌とファンキーな伴奏に,さほど乖離がないような気がするのだが.

ヒットを狙うには今流行のリズムを使うしかない!という意気込みで作ったと思われるこのレコード,果敢な挑戦とも無謀な試みとも言えそう.Roker 4001というLPからカットされたもののようだけど,あまり有名なLPとは思えない.変なものの好きな人,1970年前後のファンク・ブルースを追いかけている人にはお薦めしたい.

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