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2010年10月31日 (日)

Quest for CDs Part 2

Savoyのやつは4枚組だけれど,今度はCD10枚組.

V.A., Rhythm & Blues - Original Masters, Membran 223007.

Membrancd223007 10枚組のCDでも値段は安い.解説は無く,アーティスト名の表記が変だったりして,その辺は雑.廉価なのが売りじゃないかと思う.通販CD屋で何となく買ったけれど,そのCD屋で今検索したら出てこなくなっちゃった.ドイツのレーベルらしく,これから入手できるのかどうか良く分からない.

http://membran.net/en/Music/Jazz_Blues/Blues/Rhythm_Blues_2987.html

内容は,1950年代から1960年代に録音されたアップテンポの賑やかなブルース,R&Bが大量に収められている.Stompin'レーベルのLP/CDみたいな感じ.そういう曲ばっかりで飽きるけれど,シングル盤でないと聞けなかったようなのがかなり入っている.その一方で,ルイ・ジョーダンのChoo Choo Ch' Boogieまで入っていて,マイナーなものばかりでもなく,賑やかなら全部入れちゃえ,という方針のようだ.

当ブログで取り上げた曲というとエディー・バーンズのHard Hearted Womanモデル・T・スリムのShake Your Boogieくらいなのだけれど,ここで書いてきたアーティストの高価そうな盤の音が聞けたりする.

例えば,B・B・ブラウンとか,パイニー・ブラウンがブルックス&ブラウン(このCDではBrown & Brooksとなっているが,あべこべだよ)名義で録音したものとか,CDで復刻されるのは珍しいだろう.J・L・スミスはとても格好良い作品が選曲されているし,クライ・ベイビー・カーティスも重量感ある声で熱く歌っている.そう言えば,鈴木啓志さんはクライ・ベイビー・カーティスというのはドノマンと同一人物だ,と書いていた(ブルース&ソウル・レコーズ,No.86).本当か,と思ってドノマンって人を聞いてみたが,そう言えばそうかなって感じだったな.

ボビー・ロングは名作Jersey Cityが選曲されている.ボビー・ロング自身も素晴らしいが,ワイルド・ジミー・スプルーイルのギターがまた彼の上位5位以内に入るような快演だ.ギターで言えば,プリンス・チャールズ(・シェフィールド)の曲で聞ける白人ギタリストのジョーイ・ロングや,ビリー・ゲイルズのバックで弾くアイク・ターナーなども聞き物だ.

他にもボブ・ガディーとか,ウィリー・ガーランドとか,珍しいのが色々聞ける.

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コメント

クライ・ベイビー・カーティスとドノマンは同一人物の可能性は高いと僕も思います。
まず両方ともロスのレーベルからレコードを出している、両者ともプロデュースにケント・ハリスが当たっているものが多い、声が非常によく似ている、本名であろうと思われるカーティス・ペイン(CURTIS PAYNE)のクレジットがドノマン盤に複数ある・・・などからの理由です。
僕はその記事を読んでいないというか覚えていないのですが、鈴木さんの仮説は結構思い込みの大きいこともあります。
そうですよね、この辺も当然守備範囲でらっしゃいますよね。
お好きそうなのはドノマンならTHUNDERBIRD盤、クライ・ベイビー・カーティスならJULETのオリジナルのTREVORの更にオリジナルのROMARK盤でしょうか?

投稿: むらたまこと | 2010年12月 8日 (水) 00時33分

> ドノマンならTHUNDERBIRD盤、クライ・ベイビー・カーティスならJULETのオリジナルの
> TREVORの更にオリジナルのROMARK盤でしょうか?

Trevor盤というのがウチにあるんですよ.それで,こういうのならもっと聞きたい,というわけです.Romark盤やCash盤はお値段次第で欲しい,という感じです.ドノマンではThunderbirdのが良いのですか,記憶しておきます.

この,レコード収集なんてのは記憶力の勝負ですね.うっかりすると,なんか間違えてぱっとしないのをのを2枚買っちゃたりして.

投稿: BackDoorO | 2010年12月 8日 (水) 20時46分

今頃書き込んで申し訳ないですが、これは以下の vol1 vol2 合計30枚CDセットからセレクトしたものですね。

http://www.amazon.com/Rhythm-Blues-Goes-Rock-Volume/dp/B008GY8DPG

私はその30枚を買ったことがありました。今でも入手可能なのだと知って書き込んでおります。

当時、イギリスのコレクター数人によるStompinと、オランダコレクターのStillと、ドイツのコレクターのこれが競い合っていたように思います。お互いすごく被りあって、ひどく迷惑な気がしました。
彼らは今はなぜか45rpmのbootを出しておりますね。

投稿: LazyDog | 2015年11月12日 (木) 16時30分

海賊リイシューのCDでもアナログでも,無ければ誰からも忘れられそうな音楽が含まれるのはそれなりの意味があるかと思います。彼らの趣味が良いかどうかはよく分かりませんが。

投稿: BackDoorO | 2015年11月13日 (金) 21時03分

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