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2010年9月19日 (日)

得意の節で絶好調(2)

前回はレイ・エイジーがShirley 109という番号で出したものだったけれど,番号が1つ若返って108という番号で出ていたのがこれ.

Ray Agee, Tijuana b/w I Wann'a Know Why, Shirley 108.

Shirley108 このレコードだが,両面とも基本的にShirley 109と同じ伴奏トラックを使っている.番号からすれば108を先に作って,同じ伴奏でもう一丁,と109を作ったようでもある.その一方で,108の方は109の伴奏に若干オーバーダブをして,ホーンの厚みを増しているようであり,The Gambleがヒットしたとすると,同じ伴奏で柳の下の泥鰌を狙ったような気もするし,108と109でどちらを先に作ったのか分からなくなる.

TijuanaOpen Up Your Heartの伴奏トラック(サックスをダビングしていると思う)を使ったスロー・ブルース.歌のメロディーはまったく違い,こちらはTin Pan Alleyのメロディーを使っている.エイジーの個性はこの手の曲に良く合うのだが,伴奏がOpen Up Your Heartと同じなのはちょっと損をしたような気分だ.この録音はJewelレーベルに買われたかリースされたか,昔,P-VineのJewelシリーズおまけLP(P-Vin PLP-9998)に入ったことがある.曲名のTijuanaはメキシコ西海岸,米国との国境近くの都市Tia Juanaのことのようだ.

I Wann'a Know WhyThe Gambleと同じ伴奏を使っている.こちらも歌のメロディーの方はThe Gambleとまったく違っていて,女声コーラスも入れている.そのコーラスのI wanna know why〜,I just got to know why〜というところやサックス・ソロの調子を聞くと,なんとなくジミー・マクラクリンのJust Got To Knowを思い出す.

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