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2010年9月 5日 (日)

豪華伴奏完備

レイ・エイジーとアレンジャーのジーク・ストロングのコンビは,かなりの枚数のレコードを出していると思う.このレコードもストロングがアレンジを担当している.

Ray Agee, It's A Helluva Thing b/w Tough Competition, Prowlin' 227.

Prowlin227 両面ともレイ・エイジーとしては出来の良い作品だろう.It's A Helluva Thingは気合の入ったギターで始まるファンキーなソウル・ブルース.このギターが終始熱演している.多人数のホーン,オルガン,ピアノ,コンガなどを含む大編成のバンドが格好良くアレンジされていて,中盤からの盛り上がり方は相当なもの.伴奏が豪華過ぎてエイジーの歌が埋もれそうになるのは難点だが,それでも独自の節回しはこの曲でも聞ける.

一方,Tough Competitionの方はけだるい空気のスロー・ブルース.歯切れよいギターのイントロで聞き手を引き込んでおいて,徐々にホーンやギターを絡めて曲を展開させていく手際がなかな良いと思う.レイ・エイジーの節回しは,ウツな雰囲気のスロー・ブルース向きで,この曲などは持ち味によく合っている.

Prowlin'というのもジーク・ストロングのレーベルで,彼自身のレコードなんかも出ているようだ.The Blues Discography 1943-1970は,はてなマーク付きで両面とも1965年の録音としているが,どんなもんだろう.It's A Helluva Thingなんかはステレオ録音だし,音からしてももうちょい後という可能性が結構あるんじゃないの.

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