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2010年7月10日 (土)

インストで行こう・その3

前回,前々回のもそうだったけれど,1960年代にはインストをやるときはギターとオルガンの組合せで,っていう決めごとでもあったのだろうかね.これも,ギターとオルガンによるインストゥルメンタル.

Mickey Baker, Do What You Do b/w Night Blue, King 5979.

King5979 ミッキー・ベイカーは,昔からギターの好きな人からの絶大な支持がある.昔の録音のリイシューCDもBear Family,Rev-Ola,El Segundoなどから出ている.これらのCDで出ているのは,大体1950年代のものだと思う.それより少し後のことになるが,ベイカーは,1964年頃,自己名義のR&BインストゥルメンタルをKingレーベルから出している.このKing録音はブルースのディスコグラフィーには載っていない.それほどブルースっぽさが濃厚ではないので,それも仕方ないけれど,これくらいならブルースのディスコグラフィーに記載していいんじゃないかと思う.

さて,このシングル盤,ギタリストとしての魅力はDo What You Doの方で良く表れている.少々ラテン風味のアレンジがされた,アップテンポのブルージーなR&Bインストで,この主旋律は何かの歌と似ているようだけど,思い出せない.それで,ギター,オルガン,ギターの順でソロをとってインプロヴァイズしていく.そのギター・ソロが,野太い音色自体も魅力的だけれど,結構トリッキーなフレーズが出てきて,「上手いだろ」と主張しているようで面白い.これだったら,ミッキー・ベイカーのファンは満足できると思う.

裏側のNight Blueは題名に反して夜の雰囲気もそれほどではなく,特にブルーというほどでもない.ブルースの形式をした曲なのだが,にぎやかで陽気なR&Bインストというところ.こちらもギター,オルガン,ギターの順で展開して行くが,Do What You Doに比べるとギターの見せ場は少ない.

ミッキー・ベイカーのKingのシングル盤では,5951という番号の盤も持っているのだけれど,それも大体同じような,調子のよいR&Bインスト.そちらは片方の面がいやにポップな曲調だったりして,この5979の方がブルース度高めでよろしいと思う.

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