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2010年7月31日 (土)

インストで行こう・その6

歌手でピアニスト,フロイド・ディクソンの名前で出ているレコードだけれど,これは,ギターの好きな人向きと思えるレコード.

Floyd Dixon featuring Johnny Guitar Watson, Let's Go Smitty b/w Floyd's Two Piano Blues, Great Dame 1001.

Greatdame1001 Let's Go Smittyではフロイド・ディクソンはさほど目立たない.これはもうフィーチャーされたギタリスト,ジョニー・ギター・ワトソンの一人舞台だ.快調なテンポで,ワトソンは最初から最後まで,ぎゃんぎゃんと,ギターを派手にずーっと弾いている.この,少し濁った音色が格好良い.この間,フロイド・ディクソンが何をしているかというと,ひたすら地道にリズムを刻んでいる.ジョニー・ギター・ワトソン名義の作品でも,こんなに終始ギターを弾きまくるのも少ないのじゃないか,と思うくらいだ.The Blues Discography 1943-1970は1962年の録音としている.

一方,Floyd's Two Piano Bluesの方は,タイトルでぴんと来るが,以前,AtlanticのLP,Blues Piano - Chicago, Plusに入っていたTwo Piano Bluesと同じものだ.ノイズの感じからは,そのLPから音を録っているのじゃないか,という気もする.スロー・ブルースのインストゥルメンタルで,フロイド・ディクソンのピアノは大変良いとは思うが,LPを持っていればLPで聞いた方がよいだろう.

ジョニー・ギター・ワトソン,最初に日本に来たときは見に行った.ミュージシャンというより,なんかギター漫談家っぽい印象だった.彼は,何しろ日本公演中の急死という最期だったから日本との因縁は深いし,ファンだという人は多いだろう.ワトソンのギターが好きならフロイド・ディクソンのLet's Go Smitty,聞いた方がよい.

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