« 普通が良いかも(続き) | トップページ | インストで行こう・その2 »

2010年6月27日 (日)

インストで行こう・その1

“トール”・ポール・ハンキンスという人は,シカゴのキーボード奏者で,他のアーティストのセッションに登場する他,自己名義のレコードもいくつかのレーベルから出している.DJのビル・タイソンが運営していたBiscayneからもレコードが出ている.

"Tall" Paul Hankins and his Hot Peppers, The Turnpike (Jerk And Twine) b/w St. James Infirmary, Biscayne 001.

Biscayne001 両面ともインストゥルメンタルの曲で,ハンキンスはオルガンを弾いている.1965年の録音で,Dud Sound,Malaからも再発されているようだ.

The Turnpikeというのは中くらいのテンポのブルースで,おおざっぱに言えばHonky Tonkみたいなタイプの曲.最初のどかなリフが2コーラス続いて,このまま終るか,と思うとギター・ソロ,ハンキンスのオルガン・ソロ,というように展開する.残念なことにバンドのHot Peppersのメンバーは分からないが,このギターはそれなりに格好良くて,ハンキンスのオルガンより印象に残る.名前が分かれば結構知られた人だったりするのでないか.

反対側はジャズ畑で昔からよくやってた「セントジェームズ病院」のシカゴ・ブルース版だ.オリジナルとかは知らないのだけれど,昔の人だったらキャブ・キャロウェイとかがやってたな.自分的に一番親しんだのはボビー・ブランドのバージョンだけれど.このポール・ハンキンスのものは,オルガンでセントジェームズ病院のメロディーを弾き始め,それが少しずつブルージーに展開していくというもの.結構野卑な音色のギターが絡んだりして,1960年代のシカゴ・ブルースらしいところはある.

|

« 普通が良いかも(続き) | トップページ | インストで行こう・その2 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/103105/48738386

この記事へのトラックバック一覧です: インストで行こう・その1:

« 普通が良いかも(続き) | トップページ | インストで行こう・その2 »