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2010年5月22日 (土)

流行歌も俺流で

ジョン・リトルジョンの初録音はサックス奏者メナード・ロジャーズのMargaretレーベルへのもので,前回書いたTerrellで再発されたものと,もう1枚,このレコードが出ている.

Johnny Little John And Guitar, Kitty O b/w Johnny's Jive, Margaret 996.

Margaret996 Kitty Oはブルック・ベントンのKiddioで,1960年にR&Bチャート1位になった代表作だから,よくベントンのCDとかに入っている.自分的にはブルック・ベントンって,ずーっと前にMercuryのLPを買ったきりだけれど,それにも入っている.で,オリジナル版Kiddioを思い出そうと,そのLP,聞いてみた.多分,この前これを聞いたのは,3年前のことで,ロスコー・ホランドのEndlesslyのオリジナルってどうだったか,なんていって引っ張り出したときだ.何だかそういう目的でしか利用しないのもどうかと思うが,たまには聞いてあげるのだから,まだ待遇の良い(?)LPだとも言える.当然だけど,普段自分が聞くものに比べりゃ音楽内容は甘ったるい.それでもリトル・マックがとり上げたThe Same Oneとか,ブルース形式のThank You Pretty Babyとかがあって,たまにはいいんじゃないかねえ,ブルック・ベントンみたいなのも.

さて,リトルジョンに話を戻すと,この曲を彼は得意にしていて再録音もしているし,来日したときもやっていた.覚えやすいメロディーの軽快なR&B曲だけれども,テンポを速め,きりっとした格好よいシカゴ・ブルースのスタイルに作り替えている.このMargaretバージョンは勢いがある演奏で,出来はよいと思う.

Johnny's Jiveの方は速いテンポのインストゥルメンタルのブルース.各人が順番にソロをとるフツーのインストかもしれないが,このバンドの演奏の白熱ぶりは相当なものではないか.途中で"Ain't nothing but ti..."なんて騒いでいるのはメナード・ロジャーズだと思う.

両面とも1960年代のシカゴ・ブルースらしい良作だろう.

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