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2010年5月16日 (日)

住所はミシシッピだけれど

前回のウィリー・ウィリアムズのレコードには「ミシシッピ州グリーンヴィルのLynn's Record配給社が配給」という文句が書かれている.同じようなことが書かれたレコードが色々あって,Reginald,Big Beat,Terrellなんてレーベルのものにそれが記されている.住所はネルソン通りだったりマスカディン通りだったり,配給は途中でVH&Lになったりしているが(Lynn'sとVH&L,R.E.Wの関係はLight: on the South Sideの解説書に若干書かれている),どうやらこれらのレーベルは同じもの,らしい.この辺のレーベルからブルースのレコードは色々出ていて,前にとり上げたルーサー・ギター・ジュニア・ジョンソンリトル・エディー・ニューウェルの他,ポップス・ポーター,チック・ウィリスなどが出ている.住所はミシシッピでも,シカゴ辺りの録音が多いようで,これもシカゴのMargaretレーベルから出たもの(Margaret 997)の再発.

Johnny Little John, What In The World (You Gonna Do) b/w Can't Be Still, Terrell 6178.

Terrell6178 ジョン・リトルジョンとしては最初期の録音となる.このレコードは両面ともCDで出ていて,我が家にあるCDならBea & Baby Records Presents: The Best Of Chicago Blues Vol.3 (Wolf 120.295)に入っている.Bea & Babyレーベルは別にMargaretの録音と関係ないと思うんだが,なんでそのBea & Baby絡みのCDに入ったのか良く分からない.以前はJSPのLPでも出ていたし,他にもリイシューはあるんじゃないかと思う.

What In The Worldはよくまとまったスロー・ブルース.以前はリトルジョンにしちゃ抑え過ぎ,のような印象を持っていたけれど,伴奏は力強いし,歌も,間奏のスライド・ギターも味がある.Arhoolie等で再録音していて,得意にした曲だったようだ.

Can't Be Stillは忙しいテンポの曲で,語りが少し入るが,ほぼインストゥルメンタルの曲.オルガン,サックス,スライド・ギターが順にソロをとる,というもの.

The Blues Discography 1943-1970によると録音は1966年8月だそうで,メンバーは次の通り.
    Johnny Littlejohn, V, gtr;
    Menard Rogers, ts;
    Allan Batts, org;
    Jesse Blackful, b;
    Herbert White, d.

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