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2009年3月15日 (日)

Changeを歌う

今度の米国大統領の選挙中のキーワードは「チェンジ」で,ちょっとした流行語になって良く聞かされる言葉だった.そう言えば,昔買ったシカゴ・ブルースのレコードで,チェンジ,チェンジと繰り返し歌っているのがあった,と思い出した.

Little Oscar, Gotta Make A Change b/w Two Foot Drag, Toddlin' Town 109.

Toddlintown109 リトル・オスカーは,シカゴのソウル・ブルース歌手で,Palosに録音したSuicide Bluesは特に傑作として有名だ.これは,前に書いたとおりシル・ジョンソンがカバーしている.他にSupreme Bluesレーベルからもブルースの曲を出している.また,シル・ジョンソンのShamaレーベルからはLittle O,Blue Chicagoというレーベルからは本名のOscar Stricklinという名前でレコードが出ている.某サイトで試聴したところLoving Man (Blue Chicago 01)はまあまあのファンク・ブルースのようだ.他に何かあるだろうか?レコードは少ない方ではないかと思う.

さて,「チェンジ」がキーワードのGotta Make A Changeだが,別に社会のチェンジを期待するとか,社会にチェンジを求めるとか,そーゆー歌では全然ない.女房が子供を連れて出ていってしまったのは自分が悪いから,自分がチェンジしよう,という歌.「気が狂いそうで自殺しそう」というSuicide Bluesと言い,なんか自分を責める人なんだろうか?

Suicide Bluesほど張りつめた空気はないけれど,Gotta Make A Changeにはそれなりの聞きごたえがある.タイプとしてはジョニー・テイラーのブルースが割と近い方かなあ.やや高めの美声で,じっくり歌われるスロー・ソウル・ブルースだ.

Two Foot Dragは,少しブルージーなファンキー・ソウル曲で,聞けないことはないけれど,特に凄いということもないと思う.

The Blues Discography 1943-1970は1969年シカゴで録音されたものとしている.歌を好サポートするギターはフレディ・ロビンソンが弾いているそうだが,オルガン,ベース,ドラムの奏者は分からないようだ.また,Two Foot Dragではホーンが入るが,これも奏者は分からない.曲の作者にはリトル・オスカー自身にスコット・ブラザーズのウォルター・スコットやハワード・スコットなどの名前も見えるので,彼らが伴奏に付き合っていても不思議でないが,どうだろう.

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