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2009年1月10日 (土)

メル・アレクサンダーと歌手・その4

メル・アレクサンダーがプロデューサーとして制作したブルースの中で注目作は,シンガー/ドラマーのジム・ギャンブルが録音した数曲だろう.

Jim Gamble, Going Down The Road (Prt 1) b/w Going Down The Road (Prt 2), Kris 8091.

Kris8091 KrisでLPを1枚(Gamble & Friends, Kris 8108,持ってないけれど)とシングル盤3枚を残していて,これは1枚目のシングル盤.1970年代半ば位に出たものかと思う.レコードの両面,2パートに及ぶGoing Down The Roadだが,非常に良い出来で,この時代のウェスト・コースト・ブルースとしては最上位の作と言えそう.やや地味かもしれない(いや,でしゃばらない,という方がよい)が,極めてタイトなバンドの伴奏を得て,じっくりとスロー・ブルースを歌っている.ギャンブルは張りのある良い声をしていて,ブルース歌手として実力があるようだ.

ジム・ギャンブルはKris以外では,同じウェストコーストのレーベルHighlandでレコードを出している.そのHighland盤は(When You Move You Lose, Highland 1201)はまったくファンク,というレコードだった.ファンク方面が本職なのかどうか,よく分からないが,KrisでLPを出せたのはGoing Down The Roadのようなブルース曲がそれなりに売れたからではないか,と理解している.Kris録音の後,ジム・ギャンブルが録音で特に優れた成果をおさめたという話を聞かない.

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