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2008年11月15日 (土)

1980年代のシカゴ・ブルース,その6

オーストリアのWolfレーベルが出しているChicago Blues Sessionのシリーズ,全部で何枚出ているのだろう.凄い枚数だと思う.このシリーズでL・V・バンクスという人のCDが2枚出ている.そのうち1枚目(Let Me Be Your Teddy Bear, Wolf 120.887CD)を持っているのだが,それがVol.41となっている.そのCDの録音の前,1989年にバンクスはシンシナティのレーベルから次のシングル盤を出している.

L.V. Banks and the Soul Swingers, Teddy Bear b/w That's The Way Our Love Goes, Clicke 900.

Clicke600 WolfレーベルのCDを聞くかぎり,L・V・バンクスという人はただフツーにシカゴ・スタイルのブルースを型どおり演ずる,凡人としか思えない.下手ということもないけれど,歌もギターも楽曲も一部を除いて特別どこが良いということもないからなあ.

さて,このシングル盤の2曲,WolfのCDでも再演している.同じ人物が同じモノを演じているのだから,大体同じなのだが,CDのものよりはビミョーに好感が持てる.

Teddy Bearは結構早いテンポのブルース曲.ベース,ドラム,オルガン,ギターという比較的スカスカした編成ではあるが,オルガンを上手く使ってクールにまとまっている.ギターは物足りないが,歌は,すごい小粒だけど,それなりに味があるのでないか.WolfのCDに入ってる方はスライド・ギターなんか使って,やたらに賑やかな割に伝わってくるものがないが,それに比べれば張りつめた雰囲気もあって,聞く価値はこのシングル盤の方がありそう.

同じ様なことが,That's The Way Our Love Goesにも言える.Wolf盤に比べればシンプルなバンド編成だけれど,真剣にスロー・ブルースを演じていて,それなりに盛り上がる.一方,Wolf盤の方はゴージャスだが曲の魅力をそれほど感じない.

L・V・バンクスという人,優秀なアーティストとは思わないが,地元のクラブでライヴでも見りゃ印象変わるかね?

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