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2008年6月20日 (金)

レイ・シャンクリンの仕事・その1

大昔の田舎のブルースだったらアレンジなんて関係なかっただろうが,1960年代以降の,特にホーンが何本か入るようなバンド・ブルースだと,アレンジャーの役割が大きくなる.ヒット作をいくつも作れた有力アレンジャーとなると数は絞られて来る.

Clay Hammond, Shotgun Wedding b/w Dance Little Girl, Duo Disc 109.

Duodisc109 このレコードでアレンジを担当しているのはレイ・シャンクリン.彼はGalaxyレーベルでの仕事で有名だろう.ブルースばかりやっていた訳でもないだろうが,リトル・ジョニー・テイラーのPart Time Loveを始め,Galaxyレーベルではいくつも傑作を作っていた.

Part Time Loveの作者であるクレイ・ハモンドは,そのGalaxyでもレコードを作っていたけれど,まあソウル歌手の方だろう.それでもGalaxyで録音した曲にはブルージーなThere's Gonna Be Some Changesや,シングル盤としては未発表だった素晴らしいブルース曲It's All Over Nowなどがあった.

さてDuo Discレーベルから出たShotgun Weddingだが,クレイ・ハモンドがアナログ盤として出したレコードの中では一番ブルースらしいブルースなのではないか.熱いスロー・ブルースで,もちろんレイ・シャンクリンのアレンジもよく,良作だろう.ただ,熱いことは熱いが,ちょっと頑張り過ぎというか,過剰な感じ.声質からいってももう少し肩の力を抜いた方が良かったかも.Shotgun Weddingってのは,女の父親にショットガンを突き付けられて仕方なくする望まない結婚のこと,だと思った.

Dance Little Girlの方はサム・クックの影が感じられるミディアム・テンポのR&B曲.ソウルというには古いようだが,この手の曲もよく合っている.

1965年頃のレコードで,メンバーとかは良く分からない.アーサー・ライトとか入っているのかも.Shotgun Weddingはハモンド自身の作だが,Dance Little Girlの作者は弟のウォルター・ハモンドら3名の連名になっている.

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