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2008年2月18日 (月)

T for Texas, T for Tennessee Part 1

前回はテキサス出身者がナッシュヴィルのレーベルから出したレコードだったが,今度はナッシュヴィルの歌手がテキサスのレーベルから出したレコード.

Lattimore Brown, What Have I Done Wrong b/w Only I Can Tell The Story, Duchess 1007.

Duchess1007 ラティモア・ブラウンはどう見たってブルース歌手というよりもソウル歌手の方だろうとは思うけれど,初期の作品はThe Blues Discography 1943-1970に載っている.レーベルのDuchessはテキサス州ダラスにあったようだ.テキサス州ダラスとラティモア・ブラウンが拠点としたテネシー州ナッシュヴィルでは距離的に相当遠いが,わざわざラティモア・ブラウンがテキサスまで出向いて録音したものかどうか.と,思っていたらラティモア・ブラウンがDuchessから出したシングル3枚の6曲,The Rich Records Story(SPV 49742 CD)というCDでリイシューされた.どうもナッシュヴィルのRichレーベルの録音としてリイシューされたようだ.そのCDを入手していないので,本当にDuchess盤と同じなのかどうか知らないのだけれど,Richレーベルのナッシュヴィル録音をテキサスのDuchessが買ったのかもしれない.

さて,ラティモア・ブラウンのDuchess盤,一応ひと通り聞いたけれど,What Have I Done Wrongなんかは一番ブルースらしいブルースではないかな.軽快なアップテンポのブルースで,まあ凄いということはないが,割といい感じじゃないの.結構骨太なブルース・ギターが絡む.

Only I Can Tell The StorySt. James Infirmaryのメロディーを持ったバラッド曲.ボビー・ブランドのSt. James Infirmaryみたいで,結構ブルージー.

The Blues Discography 1943-1970は1961年または1962年ナッシュヴィル録音で,ギターはアーサー・アダムズだとしている.両面とも,ソウル歌手が,ソウル・ミュージックの形式が確立する以前でちょうど良い楽曲がないものだから,ブルースっぽいのを歌った,というようでもある.

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