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2007年10月 2日 (火)

このあたりでチェス・その1

このところニューヨークのブルースを続けてきたが,トミー・タッカーなんて人もニューヨークでの録音が多かった.彼の拠点はニュージャージー州ニューアークだったようでもあるけど,ニューヨークからそんなに遠くもないだろう.だから今回はトミー・タッカー.ていうか,本当はレコード・コレクターズ誌がチェス・レコーズの特集号なんか出したんで,ここいらでChess/Checker方面に話を持っていくのもいいんじゃないか,ということで.

Tommy Tucker, Alimony b/w All About Melanie, Checker 1112.

Checker1112 LP時代,トミー・タッカーはCheckerでアルバムを出しているが,そのLPには上のシングル盤の曲は収録されていない.タッカーのチェッカー録音はCDでも出ていたようだが,この2曲が入っていたのかどうか,持ってないので分からない.

Alimonyはミディアム・テンポで,タッカーの代表作のHigh Heel Sneakersなんかと共通する曲調のブルース.タッカーは張りのある美声で歌っていて,これに誰だか分からないギターが渋く粘っこく絡んで来る,というもの.歌っていることは,「養育費,養育費で死んでしまう.14人も子供はいらん.俺に似てるのが2人いれば...」とかなんとか.ナイス・ブルースだと思う.

All About MelanieはちょいファンキーなR&Bインストゥルメンタル曲.タッカーがピアノのソロを弾く(片手オルガン,片手ピアノか?)のだけれど,特別どうということもない.

このレコード,1965年4月ニューヨークで録音されたもので,バックのメンバー(ギター,ベース,ドラム)は分からないらしい.ただ,聞いた感じではHigh Heel Sneakersなんかと似ている感じもある.だからギターはウェルドン・ヤングという人ではないか.

1933年5月にオハイオ州スプリングフィールドで生まれたトミー・タッカー,1982年に48歳で亡くなっている.死因は食中毒としているものも,急性肝炎としているものもある.

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