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2007年9月 6日 (木)

ニューヨーク・ギタリスト/ロッキン・ブルースマンその2

All Music Guideに,それほど詳しくはないけれどラリー・デイルのバイオグラフィーが書かれている.それによるとデイルは1923年にテキサス州で生まれ,B・B・キングに感化されてギターを弾き始めたようなことが書かれている.しかし彼のギターを聞いているとあまりB・B・キングという感じはしない.どちらかと言えば故郷のテキサスと結びつけたくなるような気がする.

ラリー・デイルは,セッション・ギタリストとして,しばしば迫力あるギターを弾いていて,ミュージシャンとしての実力は相当あったと思われる.ただ,自己名義録音となると,まとまったリイシューがないと思うので,ソロ・アーティストとしての印象は薄い.それでも1950年代から60年代にかけて,Groove,Herald,Ember,Crystalに各1枚,RCAに何枚か,Gloverに2枚,Atlantic,Fire,Ram,Sunnyに各1枚,ということで,多くはないがそれなりの枚数のシングル盤を出している.

Larry Dale, Let The Doorbell Ring b/w Let Your Love Run To Me, Glover 208.

Glover208 Let The Doorbell RingはちょっとLet The Good Time Rollみたいなジャンプ・ナンバー.良く弾むリフを使ったロッキン・ブルースになっていて,まあ好きな人もかなりいるだろう.ラリー・デイルはチャンピオン・ジャック・デュプリーの伴奏もしていたが,同名の曲をデュプリーもKingレーベルで録音している.デイルのLet The Doorbell Ringはデュプリーの同名曲とは歌詞なども違っていて,一応別の曲と考えてよい.だけど似たところもあって,どうもデュプリーのものを下敷にして,デイルが大幅に改造してできた曲のように思える.

Let Your Love Run To Meはスローの,前回のWhat Your Love Means To Meと大体同じような,ちょっと甘口のブルース・バラッド.かなり歌をじっくり聞かせ,ギターがそれにからむ,というもの.個人的にはLet The Doorbell Ringよりこっちの方が好き.

前回のレコードと,雰囲気は似ているが,録音セッションは違っていて,1960年3月の録音.メンバーも少し違う.

  Larry Dale, Vo/gtr;
  Bob Gaddy, p;
  Brownie Mcghee, gtr;
  Unknowns, b, d.

へえ,リズムを刻んでいるのはブラウニー・マギーか.結構モダンなのにも付き合っているんだね.

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