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2007年4月21日 (土)

同じ人だったの?

1960年頃,Dukeレーベルのいくつかでジョニー・ブラウンというギタリストが参加している.ボビー・ブランドのWishing Well,ラリー・デイヴィスのAngels In Houston,ジュニア・パーカーのLast Night,フェントン・ロビンソンのAs The Years Go Byのセッションでこの人が参加していることになっている.このセッション・ギタリスト,自己名義のレコードをDukeから出している.

Johnny Brown And The Joy Boys, Snakehips b/w Suspense, Duke 342.

Duke342a 一方,テキサス・ジョニー・ブラウン,という名前でレコードを出していたギタリストがいた.以前のBlues Records 1943-1970ではテキサス・ジョニー・ブラウンと,Dukeのジョニー・ブラウンを別の項にしていたけれど,今のThe Blues Discography 1943-1970では両者を同じ項にしている.同一人物という証拠が見付かったのだろうか.テキサス・ジョニー・ブラウンだったら1949年のAtlantic録音がいくらかリイシューされている.

Snakehipsはジョニー・ブラウンのギターを中心とするインストゥルメンタル.ビル・ドゲットのHonky Tonkみたいなタイプの,リラックスした,ミディアム・テンポのR&Bっぽいブルース形式の曲.ギターが特別に凄いとは思わないが,ところどころイイ感じ.

Suspenseもインストゥルメンタルのブルース曲だが,ずっとテンポが早い.サックス,ブラウンのギター,ピアノの順にソロをとっていく.

このレコード,両面とも傑作と言うほどじゃないが,気楽に聞くぶんには悪くない,というところか.The Blues Discographt 1943-1970は1961年,ヒューストンでの録音としていて,メンバーを次のように記している.

  Johnny Brown, g;
  Henry Boatwright, ts;
  Arthur Boatwright, p;
  I. J. Gosey, b;
  Herman Hoplins, d.

うーん,何だか見覚えのある名前がいない.音はいつものDukeの音,だと思うんだが.少なくともホーンはあと2人位加わっているし,上のメンバーが絶対正しいとは言えないだろう.

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コメント

Texas Johnny Brownは1999年頃にNothin' But the Truthというアルバムを出しているようですが、廃盤らしく見掛けません。Dukeレーベルのセッション・ギタリストでもあったと言う彼の今の演奏も聴いてみたいものです。

Chessのシカゴ・ブルースの定番アルバムなどは何度もリイシューされているのに、Duke音源のちゃんとしたCD化はなかなか実現しませんね。

投稿: 輪高マリ | 2007年4月23日 (月) 07時38分

> 1999年頃にNothin' But the Truthというアルバムを出している...

へえ,そうだったんですか.どうも最近の録音全般に関心がなくて,知らなかったか,忘れていたか,のどちらかでアタマの中にありませんでした.ふうむ,90年代に本人の消息が分かっていれば,どのレコードが彼のもので,そのパースネルがどうで,というのも分かる,...っていうか,ココにバイオが出てました.

http://www.choctawcreekrecords.com/tjb.html

なんか,ここでオーダーすればCD買えそうですね.

> Duke音源のちゃんとしたCD化はなかなか実現しませんね。

需要と供給の関係でそうなっているんじゃないかと思います.とはいえ,ディスコグラフィを見ると,オーティス・ラッシュのDuke未発表曲が4つあったりして,いいんですかねえ,そーゆーのを放置しておいて.

投稿: BackDoorO | 2007年4月23日 (月) 21時25分

お久しぶりです。
Texas Johnny Brown ですか。まあ我国では全然話題になりませんが。彼のことはJuke Blues No.41に取り上げられてます。
Leo Baxter(Duke 166)で、DeccaでI`m Gonna Stopがあるようですが未聴です。尚後者はAceCDCHD941(Jumpin` The Blues)でりイシューされているようです。またJunior Parker,Amos Milburn のAladdin セッションにも参加してます。こうしてみると
セッション・ギタリストとしてかなり活動していたようです。一枚のシングル盤ではなかなか想像つきませんね。


投稿: 和田  | 2007年6月15日 (金) 04時34分

> お久しぶりです。

あ,お久しぶりです.

> 我国では全然話題になりませんが。彼のことはJuke Blues No.41に...

そうでしたか.私なぞも彼のCDの曲目を眺めて,「そう言えば誰かのCDでTwo Steps From The Bluesの入っているのが高評価だったな」なんてようやく思い出すような具合で...

彼が弾いていてもディスコグラフィ上はgtr: unknownなことになっている曲があるかもしれませんね.ところで先日,Foree Wellsというナッシュヴィルの人のCDを買ったのですよ.彼は,Excelloで結構弾いているらしいのに,どの曲で弾いているのか今では分からないようです.信頼されて良く起用されたミュージシャンでも自分のヒットが無いと,途端に良く分からなくなってしまうようです.

投稿: BackDoorO | 2007年6月15日 (金) 21時16分

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